こばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面

床矯正や拡大装置などできるかぎり取り外しが可能な装置を使用

小児矯正で保護者の方が懸念されるのが、矯正装置による日常生活への影響です。「食事や歯磨きがしにくそう」「体育や音楽の授業はどうするの?」「見た目が気になって学校で嫌な思いをしないか」。こうしたストレスは、お子様の治療へのモチベーションを低下させ、継続が難しくなる原因になることもあります。

こばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面は、床矯正(しょうきょうせい)といった取り外しが可能な装置を用いた治療を提供しています。

床矯正とは、入れ歯に似たプレート型の装置で、主にお子様の顎の成長をコントロールするために用います。装置の中央にあるネジをご家庭で定期的に少しずつ回すことで、顎の骨の成長を内側から促し、成人歯がきちんと並ぶためのスペースを確保していきます。この装置は、顎の骨がまだ柔らかい成長期だからこそ使える効果的な方法の一つです。

取り外し可能な装置の大きな利点は、お子様の生活リズムを大きく変えずに治療を進められることです。食事の際は外せることに加えて、隅々まで丁寧に歯磨きができるため、固定式の装置に比べて虫歯になるリスクを抑えることが可能です。学校での体育の授業や楽器の演奏など、装置が妨げになる場面では一時的に外すといった柔軟な対応もできます。

ただし、お子様自身と保護者の方の協力が必須です。お子様が忘れずに装着できるよう、ご家庭で声かけていきましょう。なお、お子様の歯並びの状態によっては、固定式のワイヤー装置など、他の方法がより適している場合もあります。まずは気軽に相談してみることをおすすめします。

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